Windows8でPeggyProのMDIウィンドウを切り替えるときに縁が残る問題への対処
経緯
最近Windows8.1を搭載したPCを購入したのですが、PeggyProというエディタで、MDIウィンドウを切り替えるときに縁が残るという問題が発生してしまい、これを解決するためにだいぶ苦労しました。結局解決できたのですが、後日忘れるといけないので記事として残しておきます。
問題の内容
問題の内容としては、PeggyProのMDIウィンドウをアプリ内で最大化した状態で、Ctrl+Tabなどで切り替えると、最大化する前のMDIウィンドウの縁が一瞬だけ表示されてしまうというものです。
これはWindows7からある問題で、そのときはスタートメニューなどでPeggyのショートカットのプロパティを開き、互換性タブ内の視覚テーマを無効にするにチェックを入れることで回避できていました。
しかし、Windows8では、この視覚テーマを無効にするというチェック自体がなくなってしまっため、この解決方法が使えなくなってしまいました。
解決方法
解決方法と行っても、レジストリエディタを使用するかなり無理矢理な方法なので、注意して、かつ自己責任で行ってください。
Windows7でのPeegyProの視覚テーマを無効にするという設定は、レジストリ的には、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AppCompatFlags\Layers
というキーに、
"C:\\Program Files (x86)\Anchor\Peggy\peggypro.exe"="DISABLETHEMES"
という文字列値を作るのと同義です。(パスはインストール環境によって異なります。)
Windows8では、互換性タブから視覚テーマを無効にするというチェックはなくなっていますが、どうやらこのDISABLETHEMESという設定は効いているようで、レジストリを直接いじって設定すると、Windows7と同様の動作になってくれます。これによって、MDIウィンドウを切り替えるときに縁が残るという問題が解消されます。
とは言っても…
かなり無理矢理な解決方法ではあるので、そろそろ古いソフトを使い続けるのは限界ということなんでしょうね。サポートも行われてませんし。ただ、探してはいるのですが、なかなか代替のソフトが見つからないです。やっぱりVimmerになるのが正解なのかもしれないです。